では、②の場所に玉堂星がある場合をみてみましょう。
②の場所に玉堂星がある人は、色々な学びを習得していくという特徴があります。
学問の星、知恵の星で、常に学んでいこうとする姿勢が見られます。
心配性なところがありますが、その不安を払拭するために準備をしたり勉強したりします。
玉堂星の適職
代表的な適職として、次の職種が挙げられます。
歴史研究、茶道家、書道家、華道家、占術家、作家、教育関係、保育士、介護士、福祉サービス、コンサルタント、教授、教員、看護師、IT関係、受付、秘書、博物館、美術館業務等
玉堂星と他の星の組み合わせになるとどうなる?
玉堂星と他の星の組み合わせを二連変化と呼びます。
二連変化になると玉堂星はどのように変化していくのでしょうか?
前述でのメモした自分の星は②の場所に玉堂星、他の場所には何の星がありましたか?
玉堂星×貫索星
この星の組み合わせは、周囲を見ながら行動できる人という特徴があります。
今日明日を見る目は確かで、時代の変化にも遅れることはない傾向があります。
自分だけ抜け駆けのようなことは出来ないタイプです。
集団の中でもやっていけますが、マイペースで出来る職場の方が自身の疲弊度は軽いかも知れません。
玉堂星×石門星
この星の組み合わせは、平和主義で争いごとを好まないという特徴があります。
理論派で、精神的にバランスの取れた人です。
集団の中で上手くやっていけるので、個人プレーよりもチームプレーな職場環境が向いているでしょう。
玉堂星×鳳閣星
この星の組み合わせは、横社会(横繋がり)を大切にするという特徴があります。
上下関係よりも横の繋がり、同僚やチームメイト、プロジェクトメンバーを大事にします。
平穏な世界向きで、自分と関係のない話だと理論派ですが、自分の事となると激論派と変貌します。
同僚や年の近い仲間で協力して進めていくような職場環境が向いているでしょう。
玉堂星×調舒星
この星の組み合わせは、博学ですが世間知らずなところがあります。
現実的な事柄よりも、何かに向かってエネルギーを消化するような特徴があります。
芸術や音楽関係、舞踊、伝統的な技術職などで力を発揮できるでしょう。
玉堂星×禄存星
この星の組み合わせは、学問や芸術を好み、信仰向きである特徴があります。
親兄弟姉妹を助けます。
忍耐力があるのはいいですが、逃げるのが下手なので自分自身が無理をし過ぎないように気を付けましょう。
医師、看護師、保育関係、動物関係、獣医師、金融関係、受付、秘書、宗教関係などで力を発揮できるでしょう。
玉堂星×司禄星
この星の組み合わせは、企画力に優れているという特徴があります。
真面目で勉強家なので、知恵を活かし、現実をよりよくしようとします。
保育関係や教育関係、養育、介護、福祉関係、秘書業務、事務関係で力を発揮しやすいでしょう。
玉堂星×車騎星
この星の組み合わせは、文武両道タイプです。
玉堂星と車騎星の特徴が両方ともによく出ます。
座学の星と行動力の星なので、一日の中で、時間ごとに切り替えられるような職場環境が向いているでしょう。
玉堂星×牽牛星
この星の組み合わせは、冒険心はあるけども用心深い人という特徴があります。
用心深いとは言い換えれば慎重ともいえるので、日々同じルーティンをこなす仕事の方が向いていると言えるでしょう。
事務関係、リーダー補佐、秘書、役所仕事など。
玉堂星×龍高星
この星の組み合わせは、芸術世界に向く傾向があります。
行動と心模様が違っていて、このエネルギーを消化させるのにはアート、音楽、デザインなど
内面の葛藤を消化できるような仕事、研究職等も力を発揮しやすいでしょう。
玉堂星×玉堂星
この星の組み合わせは、横社会で力量を発揮します。
上下関係が厳しくなく、横社会中心な職場環境ですと無理なく力を発揮できるでしょう。
同僚と協力し合い仕事をしていけるような職場環境が向いているでしょう。
玉堂星×○○○、いかがでしたか?
本来のポテンシャルがこんなにも変化していくのは、とても興味深く面白いですね。
玉堂星は本来は市井の哲学の星です。 日常生活に根ざした知恵を重視します。
他の星との組み合わせによって特徴は変化はしますが、全般的に見ても、基本的には、平和主義なのは変わらないようですね。
このように特徴を捉えていれば、競争的な(言い方を変えれば動的な)職場よりも、平穏な(言い方を変えれば動きの少ない)職場の方が合っていると分析できます。
同じ職種でも、職場環境はそれぞれ違いますから、自分に適した職場を選んで、天職で転職できますように、心よりお祈り申し上げます。


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