では、②の場所に司禄星がある場合をみてみましょう。
②の場所に司禄星がある人は、義理堅く常識人で、家庭的という特徴があります。
商店のおかみさんのようなタイプで、それでいて、ちょっぴり抜けたところもありがちです。
司禄星の適職
代表的な適職として、次の職種が挙げられます。
保育関係、養育関係、福祉関係、事務職全般、受付、秘書、畜産関係、地方公務員等の
コツコツと積み上げていく、準備していくような職場、職種が向いている傾向があります。
パッパと流れていくような仕事よりも、じっくりと取り掛かるような仕事の方が力を発揮できるでしょう。
司禄星と他の星の組み合わせになるとどうなる?
司禄星と他の星の組み合わせを二連変化と呼びます。
二連変化になると司禄星はどのように変化していくのでしょうか?
メモした自分の星は、②の場所に司禄星、他の場所には何の星がありましたか?
司禄星×貫索星
この星の組み合わせは、磁石のプラスとマイナスのような力で和合するという特徴があります。
意志が強く、冷静で、地味で淡々と人生を送っていく傾向があります。
華やかな職場よりも、堅実で落ち着いた職場が向くでしょう。
コツコツと仕上げていく職種で力を発揮できるでしょう。
司禄星×石門星
この星の組み合わせは、大器晩成型という特徴があります。
利己主義で質素な生活をし、家庭を大切にする傾向があります。
若い時はなかなかパッとしないで思い悩むかもしれませんが、自分は大器晩成型だということを忘れずにいてください。すべては伏線なのだと。
司禄星×鳳閣星
この星の組み合わせは、個人主義的な特徴が出てきます。
目の前の事だけに集中していく傾向があります。
家族は大事にしますが他人からは逃げがちなところもあるでしょう。
全体を見回す、未来予測して行動するというよりは、今日この日、この瞬間を優先するタイプです。
その日の目標を掲げ、こなしていくというようなTO-DOスタイルを自分で作り仕事に取り組むといいでしょう。
視野が狭くなりがちですので周囲も見渡すことを忘れずに。
司禄星×調舒星
この星の組み合わせは、家庭内の経済を切り盛りするのに向く特徴が出てきます。
個人のハンドメイドや、料理、レシピ、家事の便利グッズを作って販売してみたり、というようなことを自分でしてみたり、あるいは、企業の企画アイディア部門などで力を発揮できるでしょう。
司禄星×禄存星
この星の組み合わせは、正直で実直な人という特徴があります。
対人との間に利を生む力があるので、1ファミリー、1チームを成すポテンシャルがあります。
ジッと単独でする仕事より、人との関わりが中心的な仕事の方が力を発揮できるでしょう。
司禄星×司禄星
この星の組み合わせは、表面的には人当たりが良く、人付き合いも交流の場も得意そうに見えますが、内面的には真面目で堅実な人です。
自分の心の中は、人には見せず、本心もなかなか話さない傾向があります。
いつも笑って人の輪の中に居るけど、自分のことあまり話さないよね?的な特徴があります。
マイペースで進められる職場の方が力を発揮できるでしょう。
司禄星×車騎星
この星の組み合わせは、行動力があり、役割に突き進むような特徴があります。
真っ直ぐ過ぎて、周囲が見えなくなりがちです。
猪突猛進タイプといえばわかりやすいですかね。
上司や先輩、同僚などから調子よく利用されてしまう場面もアリがちです。
そんな時、自分の意見をきっぱりと言えるように、このパターンにはこう対応する等、自分で予め決めておくといいでしょう。
全部いい顔しなくてもいいんですよ。
司禄星×牽牛星
この星の組み合わせは、理論派になる特徴が出てきます。
ちょっぴり陰な部分が顔を覗かせます。逃げ上手なので無理やり何か押し付けられるようなことはあまりない傾向です。
役所関係や家裁調停関係など、理論的な部分を活かせる職場は多々あります。
あまり理屈っぽくならないように気を付けましょう。
司禄星×龍高星
この星の組み合わせは、用心深く古典的な特徴が出てきます。
冒険しても家庭の枠を超えることはありません。
出処進退を心得ているタイプです。
管理業や設計士、システム開発等、クライアントの要望を聞きつつ、展開してまとめていくような仕事で力を発揮できるでしょう。
司禄星×玉堂星
この星の組み合わせは、企画力に優れている特徴があります。
学問や知恵を活用して、現実の世界をよくしていこうとする傾向があります。
保守業務関係、受付、秘書、教育関係で力を発揮できるでしょう。
司禄星×○○○、いかがでしたか?
司禄星の持つ本来のポテンシャルがこんなにも変化していくのは、興味深く面白いですね。
司禄星は本来は、真面目で堅実、メモ好き、節約型なタイプですが、他の星との組み合わせによって、さまざまに変化していくのは、絵の具は二色交じり合って違う色に変化していく様に似ていますね。
こういったことを知っているだけでも、自分は本来どんなタイプで、どんな職場や環境があっているのか気付けるきっかけになります。
表面的な部分だけだは、自分にとっての本当の天職とは巡り合えません。
どうぞこれらを活かして、天職で転職できますように、お祈り申し上げます。

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